2・2 今日からカーニバル (2008/02/02)
ずっとじとじとと降っていた雨もやみ、肌寒かった温度もやっと上がり始めた。しばらく夏らしくない天候が続いただけに、カーニバルの雰囲気も微塵もなかったが、当日になってやっと人々の間でもカーニバル気分を味わおうという感じになってきた。 通年だとカーニバルにはまったく無縁の僕も、この時期になると妙に気持ちがソワソワし始める。「血が騒ぐ」というあの感覚だ。しかし今年はアレッと拍子抜けの感じであった。それが今日、街を歩くと、いろいろなところからサンバが聞こえてくる。バールでは、カバキーニョやタンボリンを奏でる人もいる。おお~、今日からカーニバルなのだ、やっと雰囲気が盛り上がってきた。僕の気持ちも幾分盛り上がり、今日は独りで夜な夜な出歩こうかと思ったが、明日仕事があることを思い出した。悲しい! やっぱりカーニバルには皆血が騒ぐのか、たくさんの人が夜な夜な出歩いていたようだ。とはいうものの、お金の余裕のある人はもう早くからサンパウロを脱出し、カーニバル好きな人はリオやサルバドール、嫌いな人は外国や田舎の方に行っている。 今年はカーニバルの撮影もないので、何か物足りなさを感じる。家で寝カーニバルかな~。
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