12・9 カラオケ (2008/12/10)
「ところであんた歌うまいね~」 先日一緒にカラオケに行った方と電話で話していて、突然言われた。 10年ちかくも同じ歌ばかり歌っていたら少しはうまくなるだろう。考えてみれば、10年前から僕の持ち歌は全然変わっていないのである。もともと家でも、テレビ以外、音の無い生活をしているから、新しい日本の曲を覚えることはまずないし、覚えようという気もないから、歌うのはいつも同じ曲になってしまう。もっとも、サンパウロのカラオケは高いし、大して歌うのが好きでないから、滅多にいくことはない。ここ数年は年に1回、いくかいかないかくらいであるから、これで全然問題はない。 ちなみに僕がよく歌う曲は、「恋の予感」「青い瞳のエリス」で何故か安全地帯の歌が多い(今も存在するのかな、安全地帯。それさえも知らない)。これらの曲を選んだのは井上陽水の曲が好きだと言うのが一番の理由である。あと上手く聞こえる理由を強いてあげれば、年をとるにつれ、自分の気持ちを表現するのが幾分かできるようになったのだと思う。 一時期ブラジル人の間でもカラオケはかなり流行り、バールなどにもカラオケの器械がおかれていたが、最近はめっきりみなくなった。どうしてであろうか? 今度理由を調べてみよう。 一方、日系人の間では、カラオケ道なるものがあるほどの大流行で、毎週のように大会が開かれている。そのおかげで、カラオケ教室もたくさんある。長年つきあいのある方も先生をやっていて150人ほども生徒がいるようである。習いにこないか、と勧められたが、別に歌がうまくなりたいと思わないし、大会など人前に出ること自体が嫌いなので遠慮させてもらった。
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