12・6 金貸し (2009/12/07)
今、「なにわ金融道」という漫画を読んでいる。日本の町金融の恐ろしさがよくわかる。安易にお金をかるもんじゃないな、とつくづく思う。 ブラジルの金貸しはどうかというと、あるにはあるのだろうが町金融などはほとんど聞かない。その分、皆、銀行やクレジットカードを使って金を借りているようだ。ただ、法律的に借り手の方が強いのか、日本のように、激しくしつこい取り立てを受けたという話は聞いたことがない。僕の聞いた話では、しつこい電話と数度取り立てが住居や職場に来る、という程度である。もしかしたら、想像もつかない厳しい取り立てがあるのかもしれないが・・・・。金利が月15%ほどであるから、払わない人が少々いても、企業としては十分なりたっているのかもしれない。 銀行やカード会社に負債を持っているのはブラジルではごく普通のようである。結局払わない人はブラックリストにのせられ、おもな銀行業務は受けられないし、さまざまな不都合が生じる。しかし、5年我慢するとブラックリストから名前は消され再び銀行業務などを受けられるようになるらしい。そのため、5年の不都合は鼻から覚悟の上で金を借りまくって5年我慢するという人もいるらしい。
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