11・17 コーヒー (2010/11/18)
家でドリップコーヒーを入れるようになって、ピタッと外で飲むのをやめてしまった。コーヒー粉の真空パックが250gで3レアルほどであるから、ほぼ外で飲む1杯分で何十杯ものコーヒーを飲むことができる。そう思うと、外で飲むのがもったいなく感じるようになってしまったのだ。たかだか1杯150円ほどなのに・・・、ほんとうにケチ臭いと思う。 しかし、もともと入ってくるお金が少ないので、削れるところは削らなければならない。最近、また金くい虫の、魚を飼い始めたので、どこかにしわ寄せが行くのは当然である。コーヒーは家で飲めるわけだし、結局、外で飲むのは止めてしまった。 サイトでおいしいコーヒーの入れ方を検索してみた。さほど難しいそうではない。書いてある通りに入れてみると、確かに香りが強くなるような感じがする。こちらの飲み方にすっかり慣れてしまい、カップ3分の1も飲めば十分になってしまった。わずかこれだけのコーヒーのために、水を沸かし、入れるのはちょっと面倒くさかったが、今ではすっかり慣れてしまった。 今は、メルカード(市場)のバール(軽食屋)が使っている「カフェ・ピロン」というメーカーの粉を使っているが、ちょっといろいろ試したいと思っている。日本のように、世界中のコーヒーがあるわけでないが、国産だけでもかなりのメーカーがある。コーヒー好きのブラジル人に聞くと、香りがよくて、苦味が強い「カフェ・カボクロ・トラディショナル」がいいよ、と教えてくれた。高くておいしい、というのは当然だが、安くておいしい庶民のコーヒーを見つけたい。 今は小さな鍋でお湯を沸かして、それでコーヒーに入れているが、そのうちに専用のポットを買って入れてみたいと思っている。こうして試行錯誤しながら、飲むのも、なかなかいいものである。ワインといい、コーヒーといいなかなか奥が深くて面白い。もっとも、僕が手を出せるのはどちらも現地の庶民の飲む程度のモノではあるが・・・・
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