3・13サスケとサクラ (2015/03/13)
仔犬サスケはとにかくガツガツよく食べる。ほとんど噛まないでヒン飲んでいる。おそらく、家に来る前の飼育所ではたくさんの仔犬たちがいて、モタモタ食べていたらすぐ餌がなくなってしまうから、できるだけ早く食べるために、丸ごと飲み込む癖がついてしまったのだろう。御姫様のように皆に甘やかされてサクラはそんな様子をみて目を白黒させている。彼女はおっとりしている上に激しい怖がりで、びっくりしたり、緊張したりすると固まってしまう。獣医に、予防注射を射に連れて行った時には、怖さと緊張のため診察台の上で固まってしまった。あんまりサクラが大人しいので、「この犬はいつもこんなに大人しいの?」と獣医がびっくりして聞いてきた。僕も今までいろんな犬を飼ってきたが、こんなノンビリした気の良い犬をしらない。一度も唸るところを見たこともないし、怒った所さえみたことがない。自分が犬ということを解っているのだろうか? サスケが来て嫉妬するかと思ったが最初のうち、ちょっとそんなそぶりをみせたくらいで、むしろサスケを心配している。サスケがちょっとでもキャインと鳴くと慌ててやってきて心配そうに見ている。母親か姉のようなつもりになっているのかもしれない。 「サスケの糞がおかしよ。ゼリー状の糞をしている」息子から電話がかかってきた。 ネットで調べてみると、大腸に問題があるような気がする。とりあえず餌をやるのを1日止めてみた。翌日にはちゃんとした糞がでていたらしいから、恐らく噛みもしないで丸のみするために、胃や腸に負担がかかっていたのだろう。ドッグフードを細かく砕いて、何回にも分けて食べさせているうちにちゃんとした糞をするようになった。カイチュウが居る可能性もあるのでもう少ししたら薬を飲ませようと思っている。 サクラはすっかりサスケに慣れ、一緒にいないと寂しがるようにさえなり、甘えるばかりでなく少ししっかりしてきたような気がする。やっぱりサスケを買ってよかったと思っている。
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