5・7ニンジャの寂しさ (2015/05/07)
この頃、雄犬ニンジャが甘えてくるようになった。11歳人間で言うと56歳ほどらしいが、歳をのせいだろうか?? 一時期、ニンジャは老いが急速に進み、体毛は薄くなり、顔には白髪が増えてきていた。散歩をしていても、僕とアズミのペースについてくるのがやっとと言った感じであった。それが、冬が近づき寒くなるにつれ、元気になって、散歩のペースはアズミを追い抜くほどとなり、尻尾の振り方も力強くなった。 3,4年前には、しばしば足が萎えて立たなくなるようになり、獣医に連れて行くと恐らく脳の病気だろうと言われ、もう長くないと思っていた。しかし、ここ2年間、そんな兆候は一斉見えない。治癒したのか?? 体調がよくなるにつれ、甘えるようになった。仔犬の時から、気紛れの強い犬で、呼んでもいやいや来る、あまり言う事も聞かない、自分から頭をなでて、と寄ってくるようなことはなかった。それが、今では、抱いてくれ、頭を撫でてくれ、と寄ってくる。僕が外から帰ってくると、煩い程に喜ぶ。いったいどうしたことだろう。年をとると人恋しくなるのだろうか??? もしかしたら、甘えるようになったのは、雌犬アズミがニンジャから遠ざけるようになったことが原因かもしれない。以前はいつも一緒に寝ていたのに、今は別々だし、アズミはニンジャと離れていることが増えた。ニンジャにとってアズミは愛妻だけに(今もアズミは彼にとって最愛の犬)寂しいのだろう。彼女への愛情が僕への甘えとなっているのかもしれない
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