移民百年祭 Site map 移民史 翻訳
南米漂流
     今日のブラジル 写真日記 (Photog...  (最終更新日 : 2023/01/16)
7・10 成長と老化 [画像を表示]

7・10 成長と老化 (2015/07/10) 今年の初めに、息子の誕生日プレゼントに購入した雄犬サスケが急激に成長し、雌犬サクラより一回りも大きくなってしまった。毎週週末、散歩に連れて行くようにしているのだが、この頃はすっかり引きが強くなり、僕の歩くペースに抑えるのが大変である。僅か20分の散歩で汗びっしょりになる。
サスケが来たころは、自分が気に食わないことをされたりすると、唸ったり、暴れたりしたので、ちゃんと息子が教育できるのか心配であった。最近はすっかり従順になり、すぐに腹を見せて服従ポーズをとるようにさえなった。体重もすっかり重くなり、抱き上げるのに、思わず「どっこいしょ」と出てしまうほどで、サスケもだらりと力をぬくので、余計抱きづらい。おそらく10キロちかくなっているのではないだろうか? エサも良く食べるようになり、いつも腹をすかしている。バナナ、サツマイモなどなんでもよく食べるので、ドッグフードだけでなく野菜や果物を取り混ぜてやっている。そろそろ生後8か月になるので、もうそれほど大きくなることはないと思うのだがどうだろう。
 雄犬だから、反抗的な犬になることを心配していたが、息子がうまく教育したのか? 血筋なのか? 今のところは従順な犬に成長しているのでほっとしている。今までいろんな犬を飼ってきたが、犬が順々になるかどうかは、かなり遺伝が関与しているような気がする。もちろん、飼い主の愛情などにも大きく左右されるだろうが、親からひきついだ性格はそれ以上のように思う。僕のアパートで飼っている雄のダックスフンドはうちに来たときから臆病で反抗的な犬であった。若いころは息子に噛みついたり、反抗的な犬であった。一方、一緒に飼っている雌犬は従順で、人にうなったことさえない。彼の血筋を引く4匹の仔犬の中の1匹は神経質な性格で、飼い方が悪いと、反抗的な犬になりそうだった。僕の手を離れてしまったが、元気でやっているだろうか? 今だに心配である。
 息子は生まれた時から犬が傍にいる環境で育ってきた。そのせいか大の犬好きになってしまったが、犬の飼育・教育はまだまだである。もっとも、そういう僕も、犬の気持ちが解るようになってきたのは、この頃である。犬も犬好きの人間が解るのか、最近、道を歩いていると、知らない犬が寄ってきて撫でてくれと身をよせてくることもしばしばあるようになった。
 今飼っているダックスフンドの夫婦は、10歳を越え、目に見えて、どんどん年をとっていく。そんな様子を見るのは、さびしいし、本当はあまり見たくないが、今までどんなときにも僕を見守ってくれ、癒してくれたことを考えると、最期まで愛情を持って見守っていくのが僕の義務だと思っている。

DSC04117.jpg
生後8か月になりすっかり成長したサスケ


前のページへ / 上へ / 次のページへ

楮佐古晶章 :  
E-mail: Click here
© Copyright 2024 楮佐古晶章. All rights reserved.