8・17 大統領弾劾要求デモ (2015/08/17)
全国で大統領弾劾要求デモが行われた。サンパウロ市では、市のシンボル的場所、パウリスタ大通りで行われ、なんと15万人が参加したという(本当か?)。面白いのは別の機関の発表では35万人の参加となっている。2倍以上の違いがある! ことだ。これだからブラジルのデーターは信用できない。しかし、これが公的な発表なら使わざるを得ないし、疑問を抱きながらも信用するしかない 僕も行きたかったが、ちょうど仕事が入っていていくことができなかった。仕事に向かう途中のバスに、国旗を首に巻いたり、国旗模様のTシャツを着たり、デモに向かう人々が乗車してきた。興味深かったのは、乗り込んできた参加者は皆、見た目60歳以上のおじいちゃんおばあちゃんだったことだ。それだけ、今後の生活に不安を感じている老人がいるということであろう。 以前は、老人は労わる人々という道徳心、礼儀がブラジル人の中に強くあったが、最近は老人を専門に狙う強盗犯人が増えている。バスやメトロなどでも席を譲る人が減った。 ブラジルは老人にとってどんどん暮らしづらい国になっている。老人に片足をつっこんだ僕にも他人事ではない
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