9・3月始めに増える客 (2016/09/02)
オルガニック市に7時半に行くと、今日は客が多い。いつも買うボックスの日系おじさんに聞くと「月始めはいつも客が多いんだ。皆、給料もらってお金があるからだろうね。ブラジル人はお金があるとよく買ってくれるよ」という。 ここで売られているものは多くが葉野菜であるから、それほど日持ちしない。ジャガイモなどの芋類やキャベツなどの日持ちするもあるが、せいぜい2,3週間である。やはり日持ちするものを買っていくのだろうか。 僕の場合は1週間分食べる葉野菜を中心に買っていくから、毎週こないと途端に野菜がなくなり困るから、必ず毎週土曜日に来るようにしている。こうしたオルガニック野菜はときどき食べてもしょうがないように思う。どうせ食べるなら、ずっと食べないと意味がない。僕だったら、ときどきここにきて買い物をするくらいなら、スーパーで売っている安い普通の野菜を買う。もっとも、ここのオルガニック野菜は農業の人が直接もってきて売っているものが多いので、さほどスーパーと値段はかわらない。しかし、トマトなど農薬なしに栽培しづらい野菜は高いようだ。 今日行くと、仲介で売っているオルガニック玄米が一挙に40%ちかくも値上がり買うのをあきらめた。卸元が値上げして販売値段をあげたのだろうが、40%もあげられると買う気にならない。しばらくはリベルダージで買う白米を食べることになりそうだ。 何故玄米を食べていたかというと、あまりにもブラジルの白米がまずすぎるためである。日本に帰国して何が一番おいしく感じるかというとごはんである。やはり日本人にとってお米は重要である。このごろは、サンパウロでも日本米の種類も増え、カリフォルニア米やウルグアイ米も売っている。カリフォルニア産の田牧米などは十分おいしいのだが高い。ブラジル米より、少しはましのウルグアイ産の米をたべていたのだが、健康にも良いと言われるオルガニック玄米にしたのだ。僕にとって玄米はおいしさにあまり関係ないから少々まずくても問題がなかった。 経済危機で今後はオルガニック市の野菜も値上がりしそうである。困ったものだ。
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