8月26日(月)の記 ミタケ・オアシン (2024/08/30)
ミタケ・オアシン 日本にて
今日の件名の語はハワイの先住民の言葉と思い込んでいた。 あらたに検索すると… 「アメリカインディアン・スー族(ラコタ族)の言葉」 「すべては関わり合っている」「すべては繋がっている」ということから 「(私に)関わるすべてに祝福を!」という意味を持つネイティブ・アメリカンの祈りの言葉」 等々。
出ニッポン前日となった。 東京の実家の使用空間をひたすらお片付け。 大物も含めた洗濯物を清水のコインランドリーに搬入。 熱都東京の炎天のもと、昼ご飯を食べたくなってきた。 最後だし、食の見聞も広げたい。
ところが目黒の住宅街、そもそも「食堂」がむずかしい。 そうだ、あそこがあった。 祐天寺裏の五差路にある「ミタケ・オアシン」。 以前、知人にすすめられて行ってみて、なにか地元がらみの不思議な展開があった覚えがあるが、詳細が思い出せない、
もはや午後2時を過ぎ、ダメモトで行ってみる。 うわ、店内はほぼ満席。 ここは女性一人で切り盛りしている。
時間がかかってもよければ、と受け入れてもらえる。 この女性はひとりで聖徳太子ばりのはたらきをしながら、笑顔を絶やさない。 しかも、しらじらしい笑顔ではない。
ベトナムのビールをいただきながら、海老のタイカレーセットのできあがりを待つ。 おお、このサラダ。 これだけで何品の食材を補給できることだろう。 しかも美しく、おいしい。 食はアート、食こそアートと体感。
ひとりの人がなせる技に接して、ひたすら感激感動。 ひとりで、ここまでできる。
ありがとう、ミタケ・オアシン。
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