8月30日(金)の記 ひものみち (2024/09/03)
ひものみち ブラジルにて
伊豆大島富士見観音堂堂守にして横浜黄金町の大道焼肉師の伊藤修さんは、魚の干物づくりの指導者でもある。 イトさんの干物づくり指導はブラジルではイマイチだったようだが、いまやアフリカに及ぼうとしている。
この度、日本で伊藤さんに会って干物の話も出て、むしょうに干物が食べたくなった。 日本で自炊をしていた頃は、オカズのメインだったが。 外食となると、刺身は金さえ出せばあちこちで食べられるが、干物はなかなか難しいことに改めて気づく。
庶民的、日常的すぎて、まさしく日の当たらない存在といえよう。 うー、ますます食べたい。 そんな家庭料理を出す定食屋もむずかしい。
ブラジルに戻ってから、自分でこさえよう。 というわけで、今日は朝のうちから金曜に立つ市場へ。 ・・・うーむ、干物にできそうなサカナはイワシぐらいかな。 開いてもらったのを1キロほど購入。
塩を振り(あとで調べると干物づくりには「振り塩」と「立て塩」があり、これは前者)、さっそくアパートの窓に午前中さす日に干してみる。
数時間後に一尾、試食。 いやはや、この味だ! サカナはアジではなくて、イワシだけれども。
イワシていただければ。
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