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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2024年の日記  (最終更新日 : 2024/10/26)
9月6日(金)の記 サンパウロのセントロでソースのソースを想う

9月6日(金)の記 サンパウロのセントロでソースのソースを想う (2024/09/08) サンパウロのセントロでソースのソースを想う
ブラジルにて


セントロは「中心街」の意。
午前中、東洋人街に用足しに出る。
ついでにチャイニーズの食材店で買い物。

・・・昼は、外食とするか。
かとって日本から帰ったばかりで東洋メシを食べることもなかろう。
そもそもこのあたりは、どこもごちゃごちゃしている。

セーのカテドラルの方に歩く。
ここは混み合っているし、高いんじゃないかなと思っていた店が、表の掲示を見るとリーズナブル。
金曜の魚定食の魚種を聞くと「メルルーサ」の由。
決まり。

オレンジジュースを頼む。
なんと、入れ物はぱっとしないが、600cc入りのプラスチック容器になみなみと、ガラスのコップとともに持ってきてくれた。
火曜に行った店の、倍以上ありそうだ。

魚フライはトマトピューレにタマネギなどを煮込んだソースがかかっていた。
ブラジルで魚フライを食べるたびに、つくづく日本のソース文化はありがたいと思う。

わが少年時代の液体調味料と言えば、醤油かソース。
ソースというのはあのこげ茶色のウスター系のものだけが存在すると思っていた。
その後、日本の「ソース」も中濃、とんかつ、とヴァリエーションを増していき、ドレッシングも販売されるようになってきた。

ブラジルにもウスター系のソースや日系メーカーの「とんかつソース」は存在するが、まずレストランに置かれていることはない。
せっかくの魚フライも、塩コショウで下味が付いているとはいえ、ソースなしで供する店もあり、なかなか興ざめである。

ちなみにこちらの金曜定番の魚フライ定食は、やや値段の張る店では小エビを混ぜたトマトピューレ系のソースがかかっていることがしばしば。

今日の店はソースにエビがない分、お値段控えめだったのかも。
ウエイターのおじさんのサービスがよく、食後はコーヒーまで持ってきてくれた。
勘定にサービス料が入っていなかったので、帰り際、おじさんに小額紙幣を手渡す。

フェイスブックに、料理の写真あり。
https://www.facebook.com/photo/?fbid=10231192698255785&set=a.3410845544903










 


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