移民百年祭
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岡村淳のオフレコ日記
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西暦2024年の日記
(最終更新日 : 2024/10/26)
--- 西暦2024年の日記 目次 ---
- 1月の日記 総集編 ふかみどりの誘惑
- 2月の日記 総集編 四旬節の訪日
- 3月の日記 総集編 リオの怪獣王
- 4月の日記 総集編 映画は綿から生まれた
- 5月の日記 総集編 絵がいっぱいの街
- 6月1日(土)の記 店の名は
- 6月2日(日)の記 あまきいわし
- 6月3日(月)の記 『パライゾの寺』
- 6月4日(火)の記 秘境インジオ王国
- 6月5日(水)の記 朗読劇『蛍火』
- 6月6日(木)の記 大学の銀行
- 6月7日(金)の記 世界ふたたび
- 6月8日(土)の記 準備はしたけれど
- 6月9日(日)の記 ハリー・ポッターの卵
- 6月10日(月)の記 どん底の巡礼
- 6月11日(火)の記 黒澤明と上野英信
- 6月12日(水)の記 キュポキのある街
- 6月13日(木)の記 四旬節の呪い
- 6月14日(金)の記 『隠し砦の三悪人』
- 6月15日(土)の記 『ヤマタイカ』
- 6月16日(日)の記 およばれともてなし
- 6月17日(月)の記 キャンパスのそよ風
- 6月18日(火)の記 爬虫両棲類学者の想
い出
- 6月19日(水)の記 Aldo Bald
in
- 6月20日(木)の記 La Singla
- 6月21日(金)の記 南米のアフロ
- 6月22日(土)の記 緑と赤
- 6月23日(日)の記 『ブラジルのジプシ
ーたち』
- 6月24日(月)の記 小エビに蜂蜜
- 6月25日(火)の記 ブラジルの鏡 アマ
ゾンの鏡
- 6月26日(水)の記 戌年移民の嘆き
- 6月27日(木)の記 ミューズがいっぱい
- 6月28日(金)の記 偽魚考
- 6月29日(土)の記 マンモスによりけり
- 6月30日(日)の記 人のためと書いて
- 7月1日(月)の記 二昔以前
- 7月2日(火)の記 カブで儲ける
- 7月3日(水)の記 よき黙想の街
- 7月4日(木)の記 銀行詣で
- 7月5日(金)の記 指切りの血判状
- 7月6日(土)の記 クリチーバだよ全員集
合
- 7月7日(日)の記 クリチーバのエコーチ
ェンバー
- 7月8日(月)の記 O.J.と神父さん
- 7月9日(火)の記 山の運転
- 7月10日(水)の記 GORO HASH
IMOTO 2001 : A PATAG
ONIAN ODYSSEY
- 7月11日(木)の記 牛山ドキュメンタリ
ーのありか
- 7月12日(金)の記 災難から学ぶ
- 7月13日(土)の記 フェイジョアーダく
らべ
- 7月14日(日)の記 絶滅危機種のつぶや
き
- 7月15日(月)の記 牛に味噌
- 7月16日(火)の記 オルガニックはいい
けれど
- 7月17日(水)の記 実家のプレビュー
- 7月18日(木)の記 Youは何しに病院
へ
- 7月19日(金)の記 東洋人街を歩く
- 7月20日(土)の記 病院の重箱
- 7月21日(日)の記 冬の司祭
- 7月22日(月)の記 忘れものはなんです
か
- 7月23日(火)の記 ホスピの院
- 7月24日(水)の記 東洋人街の迷宮
- 7月25日(木)の記 ブラジル人の商売
- 7月26日(金)の記 フレンチのおどろき
- 7月27日(土)の記 コリアンルーレット
- 7月28日(日)の記 日曜日にはイワシを
揚げろ
- 7月29日(月)の記 この既読感
- 7月30日(火)の記 ブラジルの金釘
- 7月31日(水)の記 重きサルガド
- 8月1日(木)の記 恩を仇で返されて
- 8月2日(金)の記 アマゾンの羽飾り
- 8月3日(土)の記 1910
- 8月4日(日)の記 今日の出ブラジル
- 8月5日(月)の記 今日もダラスで
- 8月6日(火)の記 流浪に再会
- 8月7日(水)の記 熱都難民
- 8月8日(木)の記 あざなえるなわ
- 8月9日(金)の記 夏の巡礼
- 8月10日(土)の記 山形鶴岡のアマゾン
先生・山口吉彦さんに聴く
- 8月11日(日)の記 なんてったってアマ
ゾンそして鶴岡
- 8月12日(月)の記 山形大移動
- 8月13日(火)の記 寒河江の迎え盆
- 8月14日(水)の記 帰京の洗濯
- 8月15日(木)の記 新水俣行
- 8月16日(金)の記 水俣から広島へ
- 8月17日(土)の記 広島戦第一夜
- 8月18日(日)の記 広島でがんす
- 8月19日(月)の記 広島から飛騨へ
- 8月20日(火)の記 めぐろのめぐりあい
- 8月21日(水)の記 東北ミッション
- 8月22日(木)の記 帰京と変質者対策
- 8月23日(金)の記 高円寺アパレシーダ
- 8月24日(土)の記 東京の夏2024
- 8月25日(日)の記 日曜の三毛作
- 8月26日(月)の記 ミタケ・オアシン
- 8月27日(火)の記 アマゾンに果つ
- 8月28日(水)の記 Botta Cur
i国際空港
- 8月29日(木)の記 ストリートアートひ
でり
- 8月30日(金)の記 ひものみち
- 8月31日(土)の記 Xの悲劇
- 9月1日(日)の記 サンパウロ 水俣 満
州
- 9月2日(月)の記 いとひかづもいとをか
し
- 9月3日(火)の記 彷徨ランチ
- 9月4日(水)の記 続・Youは何しに病
院に
- 9月5日(木)の記 中隅哲郎さんの肖像
- 9月6日(金)の記 サンパウロのセントロ
でソースのソースを想う
- 9月7日(土)の日 海に老いるもの
- 9月8日(日)の記 続・日曜日にはイワシ
を揚げろ
- 9月9日(月)の記 大学のストレンジャー
- 9月10日(火)の記 脂カツのトラウマ
- 9月11日(水)の記 Um Artist
a da Fome
- 9月12日(木)の記 ニュースを煙に巻く
- 9月13日(金)の記 ピエタの首
- 9月14日(土)の記 ソーセージの創世記
- 9月15日(日)の記 洗面器一杯のレタス
- 9月16日(月)の記 九月の雨
- 9月17日(火)の記 源流域の森林火災
- 9月18日(水)の記 パーソナルスペース
- 9月19日(木)の記 60年目のマクド物
語
- 9月20日(金)の記 サンパウロのアキバ
の賭け
- 9月21日(土)の記 海と油
- 9月22日(日)の記 蕪の大葉にみせられ
て
- 9月23日(月)の記 シドニー、日本へ
- 9月24日(火)の記 怒中有和
- 9月25日(水)の記 中国的絵本
- 9月26日(木)の記 ハニー・グランパ
- 9月27日(金)の記 えほんのふろく
- 9月28日(土)の記 ブラジリアンイタリ
アントマト
- 9月29日(日)の記 こどものためのハン
ナ・アーレント
- 9月30日(月)の記 月曜日のモクテスマ
- 10月1日(火)の記 偉人から異人へ
- 10月2日(水)の記 テレジアかテレーズ
か
- 10月3日(木)の記 南米ミッション
- 10月4日(金)の記 自閉症啓発
- 10月5日(土)の記 SAGRADO P
ROFANO
- 10月6日(日)の記 カナディアンゴジラ
にアジアの戦争を教わる
- 10月7日(月)の記 ゆく都市くる都市
- 10月8日(火)の記 こどもの日のみかじ
め料
- 10月9日(水)の記 歯科医の視界
- 10月10日(木)の記 きょうのサベツ
- 10月11日(金)の記 LOOK BAC
K
- 11月12日(土)の記 蒸発の想い出
- 11月13日(日)の記 あぶらおけそけ
- 11月14日(月)の記 ハイオクマック
- 11月15日(火)の記 カルメル会修道会
に入ろうとしたある移民の夢
- 11月16日(水)の記 気分はもう鞭声粛
粛
- 11月17日(木)の記 守護天使のお告げ
か 悪魔のささやきか
9月13日(金)の記 ピエタの首
9月13日(金)の記 ピエタの首 (2024/09/16)
ピエタの首
ブラジルにて
その日暮らしのワタクチとしては、珍しく来年のことの手配にオンラインでかかる。
さてどうなるか。
所用でセントロ:サンパウロの中心街に出る。
それに抱き合わせてボンレチーロ地区へ。
あらたな企画展開催中のサンパウロ聖美術館ものぞいておこう。
この美術館は地下鉄の最寄り駅チラデンテス駅構内に分館があり、しかも無料でありがたや。
分館では、サンパウロを中心とした民衆レベルのカトリック信仰のテラコッタ類の展示。
きんきらぎんぎらではない、土と焼き物の温かみが伝わってくる。
迷うが、「今日のアート」はこれにしよう。
https://www.instagram.com/p/C_4p96LONx9/
18世紀につくられたピエタ像。
イエスの首を欠いている。
首を欠くことで、かえって無限の想像を掻き立てるではないか。
富山妙子さんの版画『光州のピエタ』、ミケランジェロのバチカンのピエタなど、いろいろ見てきた。
が、首を欠くものを意識的に見たのははじめてだと思う。
想えば縄文土偶、ギリシャの塑像、廃仏毀釈にあった仏像など、首などを欠損する偶像は少なくない。
ブラジルの守護聖母となった黒いマリア、アパレシーダの像も首が欠けたので川に捨てられたのでは、と言われている。
ああ、今日もう一つわが眼を射たのは美術館本館にあったヴェロニカ像だった。
これはずばり、十字架の道行きのイエスの顔のプリントだ。
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