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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2024年の日記  (最終更新日 : 2024/10/26)
9月23日(月)の記 シドニー、日本へ

9月23日(月)の記 シドニー、日本へ (2024/09/24) シドニー、日本へ
ブラジルにて


午前中にわが家に戻る。
さて。

サンパウロの封切館で『シドニー、日本へ』(おそらく仮題)という奇作がかかっているのを知った。
こういうのはいつまで公開が続くのか危ないというもの。
日本が舞台だが、フランスなどの合作映画。

月曜は入場料も安いし。
思い切ってアウグスタ街の映画館へ。

オーストラリアのシドニーかと思ったら、フランス人の女性の名前だった。
家族を亡くし、物書きとなったシドニーは筆を断っていたが、日本の編集者の熱心な依頼を受けて訪日を決意する…

上映開始前に映画の長さをスマホでチェックするとこの映画は「コメディ」と分類されていた。
どっちかというと、ホラーだ。

冒頭から日本と日本人に対するキツい風刺が展開されて、ここちよい。
大阪から京都、奈良、カボチャの直島、そして大霊都・東京へ。

東大寺大仏殿や新幹線の車両で、このシドニーと日本人・溝口しか映り込まないというのが印象に残る。

日本人は、なき人たちとともに生きている、というお話。
そうかえ?

日本で劇場公開されるかどうかは、ビミョーなところ。




 


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