9月23日(月)の記 シドニー、日本へ (2024/09/24)
シドニー、日本へ ブラジルにて
午前中にわが家に戻る。 さて。
サンパウロの封切館で『シドニー、日本へ』(おそらく仮題)という奇作がかかっているのを知った。 こういうのはいつまで公開が続くのか危ないというもの。 日本が舞台だが、フランスなどの合作映画。
月曜は入場料も安いし。 思い切ってアウグスタ街の映画館へ。
オーストラリアのシドニーかと思ったら、フランス人の女性の名前だった。 家族を亡くし、物書きとなったシドニーは筆を断っていたが、日本の編集者の熱心な依頼を受けて訪日を決意する…
上映開始前に映画の長さをスマホでチェックするとこの映画は「コメディ」と分類されていた。 どっちかというと、ホラーだ。
冒頭から日本と日本人に対するキツい風刺が展開されて、ここちよい。 大阪から京都、奈良、カボチャの直島、そして大霊都・東京へ。
東大寺大仏殿や新幹線の車両で、このシドニーと日本人・溝口しか映り込まないというのが印象に残る。
日本人は、なき人たちとともに生きている、というお話。 そうかえ?
日本で劇場公開されるかどうかは、ビミョーなところ。
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