11月21日(木)の記 逆アルデンテ (2024/11/24)
逆アルデンテ ブラジルにて
家電の備品の購入で、サンパウロのアキバ:サンタイフジェニア街に。 3軒目にして、ゲット。 まあ、予算内で買えた。
ブラジル人たちからもアブナいと言われる一帯。 思い切って少し歩く。
やれやれ、サンベントの大聖堂までぶじ戻れた。 思い切ってどこかで昼食をいただくか。
木曜の定食はスパゲティやラザーニャなどのパスタ系が多い。 外に値段の提示はないが、大型でそこそこ大衆が入っている店をチョイス。
スパゲティ定食を頼むと、チキンつきで?と聞かれて、つけてもらう。 飲み物はオレンジジュースで。
うわ、トマトソースのべっちょりナポリタンだ。 アルデンテの真逆。 これをなんというのか日本語で検索してみるが、一筋縄ではいかないようだ。 「逆アルデンテ」は「もちもち」ととらえているのが少なくない。 「もちもち」ではなく「べちゃべちゃ」なのだ。
ブラジルのパスタ乾麺の表示を見ると「アルデンテに茹でるには」といった記載もある。 が、実際に庶民が食べているのはこうしたべちょべちょ系が多いようだ。
インディオ保護局の前線基地での食事、街道のトラック野郎相手の食堂などのスパゲティを想い出す。
想えば台湾のスパゲティもそうとう柔らかかった。 台湾では朝から外食という家庭が多い。 朝からスパゲティがメニューにあって、いただいてみた。 日本の学校給食のソフト麺を想い出して。
ブラジルの大衆食の豊かさを今さらながら、あらためてかみしめていきたい。
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