12月17日(火)の記 街のパステウ屋 (2024/12/19)
街のパステウ屋 ブラジルにて
泊り先から午前中にわが家に戻る。 午後から、隣駅の先まで歩いて買い物に行くことに。 あまり出向かない方角だが、その先に食べもの屋もそこそこある。 ひょっとして気の利いたカフェでもできていないかとスマホで調べて、歩いてもみる。
うーむ、これといったのがない。 昔ながら風のパステウ屋がある。 ここにするか。
サンパウロの庶民スナックの横綱格・パステウ。 長方形の小麦粉ベースの「皮」2枚の間に挽肉やチーズなどなどの具を挟んで揚げたもの。 路上市で供されることが多い。 日系、とくに沖縄系の経営者が多く、付け合わせやサービスなど、それぞれが工夫を凝らしている。
いっぽう常設店は非日系人の経営が多い。 常設店だと、具が均等に広がらず下の方にたまっていたり、落とし切れていない油がべっちょりたれてくることもあり。 カレーでいえば福神漬け・ラッキョウなどにあたる自家製の付け合わせサラダも非日系の店にはなく、売り物のケチャップやチリソースが置かれている程度。
今日のお店は非日系。 搾りたて砂糖きびジュースも頼む。 大衆とともにいる気安さ。
ぴったりの金額の札を出したつもりが、アニキは電卓で計算をはじめた。 え、と思うが、こちらの計算間違い、多く出し過ぎていた。 アニキはそれをトボけず、きちんと計算しておつりをくれたのだ。
お気に入りの店に認定させていただきます、ありがとう。
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