12月26日(木)の記 クリスマス断食 (2024/12/30)
クリスマス断食 ブラジルにて
年末年始とイレギュラーなことがいろいろ入る予定。 思い切って今日は一日断食を敢行することに。
クリスマスそのものへの疑問をどこか引きずりながら、本番が過ぎてしまった。 世界的な行事となってしまったようだが、本義をどこまで踏まえていることか。
キリスト教の教祖イエスの誕生日、ということぐらいは知ってるよといわれそうだが。 実際はイエスの「降誕」を祝う記念日ということで、彼の誕生日そのものは聖書にも書かれていない。 そもそもが北ヨーロッパあたりの先住民族の冬至の記念行事が起源のようだ。 日本でもおそらく縄文時代から冬至を祝う行事は行われていたとみられている。
まあ、当地は南半球だから夏至にあたるのだが。 これは新約聖書に書かれていることだが、メシア:救世主の誕生を知ったヘロデ王は、一帯の2歳以下の男児を皆殺しにしたという。 これはどこまで史実かはわからないとのことだが、キリスト教の経典に書かれていることは事実である。
クリスマスだから問答無用でおめでたくお祝いしよう、ではなく、それがおめでたくなくお祝いする気にもなれない、まるで関係がないという人たちにこころを留められるようでありたい。
さすがに当日は外して、翌日の断食というのは悪くない。
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