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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2024年の日記  (最終更新日 : 2025/01/03)
12月31日(火)の記 アブラゲカダブラ

12月31日(火)の記 アブラゲカダブラ (2025/01/03) アブラゲカダブラ
ブラジルにて


油揚げの購入を頼まれた。
こちらの親類が元旦に集う際のお節料理の一品として、稲荷ずしをつくるため。

あれこれ作業をしているうちに11時近くになった。
さて、近所の日本食材店へ。
ない。
もう一軒も、ない。
たかが日系、されど日系。
日本食材店、正月前は年中で最大の賑わいだ。

さあどうしよう。
このままメトロに乗って東洋人街まで買い出しに行くか。
あれだけの食材店があれば、どこかしら油揚げが残っているのでは。

日系人相手の店では同様の売り切れが予想される。
チャイニーズ経営の、客もチャイニーズ目当ての大型店に行ってみよう。
彼らのお祝いは旧正月がメインだし。

この狙いは当たり、一軒めにしてわが近所では見ない銘柄の油揚げがあった。
想定していたものよりなに角ばった感じだが、背に腹は代えられない。

別の店も見てみるが、「あげ」と書かれているものの厚揚げといっていいものしか見当たらない。
これでは稲荷ずしには向いていないことだろう。

ふたたびメトロに乗り、戻る。
近所の店をふたたびのぞいてみると、あらたに「あげ」が届いていた!
しかしこれは厚揚げの「あげ」。

まあ東洋人街まで行った甲斐はあった。
この時期が稼ぎ時の人たちに想いを馳せる。

この先の項は「西暦2025年の日記」に続きます。
https://www.100nen.com.br/ja/okajun/000276/20250103018031.cfm?j=1


  


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