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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2025年の日記  (最終更新日 : 2025/02/03)
1月13日(月)の記 東欧のMINAMATA

1月13日(月)の記 東欧のMINAMATA (2025/01/15) 東欧のMINAMATA
ブラジルにて


僕が見ていなければ、シャレにならない映画がある。

それを登録してカネを出せば、ブラジルからでもオンラインで視聴可能とわかった。
さっそく、うち一本を見ることにする。

映画『MINAMATA』。
西暦2020年の映画。
コロナ巣ごもりの時期で、ブラジルで公開されたのも気づかなかった。

・・・、想いはそぞろ。
にしても、アメリカ合衆国制作でよくぞこのような映画を実現したものだ。

事実をもとにした創作だが、「チッソ」は実名で登場。
映画のなかの水俣の人たちが英語ではなく、熊本弁をしゃべるのもうれしい。
ユージン・スミスが沖縄戦を取材していたことは失念していた。

それなりにがんばったのだろうが、ロケ地に違和感がある。
とくに植生。

ロケ地はヨーロッパのセルビアとモンテネグロの由。
するとあの海は、アドリア海か。

長崎が舞台の話を台湾でロケしたスコセッシの『沈黙』にも違和感があったが。
それよりはるかに「距離感」がある。

沖縄戦をテーマにして、オーストラリアでロケした映画もあったっけ。

円安の日本でじゃんじゃんカネを落としていってくださいよ。



 


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