1月13日(月)の記 東欧のMINAMATA (2025/01/15)
東欧のMINAMATA ブラジルにて
僕が見ていなければ、シャレにならない映画がある。
それを登録してカネを出せば、ブラジルからでもオンラインで視聴可能とわかった。 さっそく、うち一本を見ることにする。
映画『MINAMATA』。 西暦2020年の映画。 コロナ巣ごもりの時期で、ブラジルで公開されたのも気づかなかった。
・・・、想いはそぞろ。 にしても、アメリカ合衆国制作でよくぞこのような映画を実現したものだ。
事実をもとにした創作だが、「チッソ」は実名で登場。 映画のなかの水俣の人たちが英語ではなく、熊本弁をしゃべるのもうれしい。 ユージン・スミスが沖縄戦を取材していたことは失念していた。
それなりにがんばったのだろうが、ロケ地に違和感がある。 とくに植生。
ロケ地はヨーロッパのセルビアとモンテネグロの由。 するとあの海は、アドリア海か。
長崎が舞台の話を台湾でロケしたスコセッシの『沈黙』にも違和感があったが。 それよりはるかに「距離感」がある。
沖縄戦をテーマにして、オーストラリアでロケした映画もあったっけ。
円安の日本でじゃんじゃんカネを落としていってくださいよ。
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