3月6日(木)の記 すきとはいえない家 (2025/03/07)
すきとはいえない家 ブラジルにて
午後。 炎天下に買い物に出た帰り。
大通りに「すき家」があるのだが、そこのラーメンが気になりだした。 (ちなみにあの日本の牛丼の「すき家」のブラジル進出店。現在、ブラジルではおよそ30店に拡張の由。)
先回の訪日中、ラーメンを食べたっけ? …訪日当日の夜遅くに、祐天寺の店に行ったっけかな。 水俣の食堂「味」のチャンポン定食はよろしかった。
さて、そもそもすき家でラーメンを食べたことがあるかの記憶がはっきりしない。 カレーは食べて、イマイチ感を覚えたのは記憶する。 …店の前をいったん通過してから、Uターン。
ラーメンはいちばん安いので邦貨にして1000円弱。 午後の中途半端な時間で店はがらがら。
それでも待機時間はまずお湯を細火で茹で始めたのかと思うほどの時間がかかる。 ようやく。 見た目は、まあナミかな、こっちの水準として。
まずスープを。 ふむ。 故郷祐天寺の老舗の中華料理店・来来軒を想い出した。 鶏ガラに醤油のオーソドックスか。 これは期待してしまう。
して、麺。 これはちょっと。 小麦を練って麵状にしただけというか… これから中国製の乾麺の方がいいかも。
具のモヤシ。 炒めすぎ茹ですぎ。 煮卵半分、これは並。 ブラジル製ナルトの薄切り。 チャーシュー、これは味付けのうまみがない。 あとは青ネギ少々。
そもそもテーブルにはコショウ等の調味料一切なし。 がっかり感。
山形寒河江でいただいて担いでいた宮川製粉の中華そばのほうがずっとおいしい。 そういえば、日本のすき家にはラーメンはなかったと記憶する。
メニューにはカレーにギュー載せ、さらにシーザーサラダ載せというのがある。 これはどんなのか実物を見てみたいな。
ドリンクはアイス抹茶のパッションフルーツ味というのを頼んだ。 アイス抹茶に濃縮パッションフルーツを加えた、という味以外の何物でもない。 料理とは、1+1=2、ではなくて、それ以上の効果が望めるから「たす」のだということを悟る。
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