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5月28日(水)の記 草津〇いとこ (2025/06/05)
草津〇いとこ日本にて
 
 早朝の新宿バスタにたどり着く。
 やれやれ。
 草津温泉行。
 
 予約時はほぼ満席だったが、隣が誰も来なくて、ラッキー。
 ハンセン病療養施設草津楽泉園の資料館を訪ねるのが念願だった。
 バスターミナル近くの温泉ホテルに荷物を置き、あるく…
 折しも、雨。
 
 楽泉園のスタッフや居住者のすまう地区への立ち入りは厳禁とされているが、そのヘリにあるハンセン病患者重監房跡をようやく訪ねることがかなった。
 
 その先にある歴史館を見学。
 さあ帰ってハンセン病の人たちも希求した草津の湯につかろうか…
 
 おや。
 この資料館とは別に重監房資料館というのがあるのか!
 そもそも、それが見たかったのだ。
 それにしても、ひとつのハンセン病療養施設に二館の資料館があるとは。
 しかし施設内のショートカットが不可なので、延々と回り道をしなければならない。
 
 この重監房資料館は、存在自体が強烈。
 よくぞよくぞ。
 かつての重監房が原寸大で再現されている。
 重監房跡からでは想像のむずかしい作りだった。
 
 日本で「お上」にたてつくと、どういうことになるかの恐怖を体感できる貴重な施設である。
 
 
 
 
 
 
 
 
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