| 
5月29日(木)の記 「祈れば、やり遂げられる」 (2025/06/06)
「祈れば、やり遂げられる」日本にて
 
 (ばたばたが続き、東京を離れることもしばしばで、ウエブ日記の更新が遅れがちになってしまった。草津温泉の「湯もみショー」について書こうかなと思って検索してみると「草津節」の「ちょいなちょいな」の「ちょいな」の意味は「祈れば、やり遂げられる」という意味だというのが目につき、これにはたまげた。さらに探ってみるが、これのソースは見当たらない。東北のキリストの墓まわりの話を想い出した。)
 
 観光地の観光ショーを見ることなど、めったにない。
 今日は宿のチェックアウトとバスの時間まで余裕があったので、「湯もみショー」を見てみることにした。
 
 「草津よいとこ♪」は拙作『60年目の東京物語』の森下妙子さんも口ずさんでいる。
 
 「湯もみ」は高温の温泉を木の板でかき混ぜて冷ます行為。
 着物の作業衣姿の女性たちが「湯もみ歌」を歌いながらこれを披露するショー。
 写真では六人の女性が写っているが、今日は五人。
 司会役も兼ねた女性は、まあ若い女性ということになろうが、後はかなりの年配の女性たち。
 ブラジルの日系移住地の日本芸能を想い出す。
 
 この「湯もみショー」は1960年に始まったというが、当初からずっと高齢の女性ばかりが登場していたのかどうか、気になるところ。
 
 地元の女子高生が、祖母がしんどいしんどいと言いながら観光客相手に湯もみショーに出演するのを見かねて一念発起して、みたいなご当地ドラマを夢想する。
 
 
 
 
 |