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1月9日(金)の記 温泉を読みたい (2026/01/15)
温泉を読みたい ブラジルにて
午前7時過ぎからドライビングマイカー。
サンパウロ州内陸の鉱泉の町「聖ペドロの湯」に向かう。 ブラジルの温泉ではここが至近ということもあり、もっとも通っている。 途中のいっぷくも含めて3時間あまり。
今回は他人にはあまり教えたくないような穴場の宿を見つけて取れた。 ひとり占めではなく、自分の方の予約が取れないとシャレにならないから。
ここは成分の異なる3種の源泉がある。 硫黄分は地球上で知られるところでイタリアの鉱泉に次いで世界第2位の硫黄分の高さを誇る。
とはいえ、イオウ臭は日本の硫黄泉に比べると格段に弱い。 そのあたりのリクツをワタクチにもわかるように説明してくれている日本語のウエブページがあったのだが、見当たらない。
ここの市営湯治所は、個別のバスタブで、一回が20分。 透明でぬるりとした聖ペドロの湯につかる。
先回の訪日ではついに秋田の玉川温泉につかることができた。 玉川温泉に関しては現地でもその奇蹟的な薬用効果を記した本が2種類、売られていた。
ここについても1冊あるのを知ったのだが… 現地では週末に著者が売りに来ることがあるという程度で常時売られているところがなく、かつてネットで探して古書店でようやく求めた。
自分も家族も病気に苦しむ著者の自伝で、温泉についての客観的なデータ類は付録程度だった。
もっとこの温泉のことが知りたい。 20世紀になっての石油探しで見つかって、ブラジルでも有数の鉱泉リゾートというようなことはすでにインプット済み。
藤井一至さんの『土と生命の46億年史』のような… とはいえ、あの本もそうとう著者の個人的なことが書き込まれていたが、温泉についての言及は覚えていない。 あまり興味はないのかな。
大地の恵み、地球の営みとしてのブラジルのこの鉱泉とヒトについてもっと知りたい。 「ブラジル学」の中隅哲郎さんのような、おもしろくてためになる本で。
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