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3月25日(水)の記 ブラジルの国宝 (2026/03/31)
ブラジルの国宝 ブラジルにて
コロナ前ぐらいまではブラジルの新聞には毎日、その日の映画館のプログラムが掲載されていた。 週刊誌には別冊で映画をはじめイベント情報を満載していたし。
家計の切りつめで週刊誌の購読はやめてしまい、新聞の映画欄はなくなってしまった。
ウエブ上で今、どこで、なにを上映しているかを確認するのはなかなかややこしい…
日本でかなりの話題となりながら、こっちはほとんど予備知識を持たない邦画『国宝』の上映がはじまった。 今日、見に行くことにする。
3時間か… ミニペットボトルの空き瓶に緑茶を入れて。 スマホ情報の見間違いで別の映画館に行ってしまうが、時間にサバを読んでおいたので、上映館に間に合った。
水曜の午後イチだが、座席指定のミニシアターはかなり埋まっている。 スクリーンかぶりつきの席を選ぶと「テケツ」のおねえさんに「いいの?」と確認される。
いちばん前でよかった。 ポルトガル語の字幕入りヴァージョンだが、ブラジルにいることを忘れてしまうほど引き込まれていく。 ヒコーキで見ようなどというあさましい考えも実現できなくてよかった。
昨今の祖国日本はがっかりすることばかりだが、いまだこうした映画をつくってくれた。
客層は年配のシネフィルが中心。 が、スタッフクレジットが流れ始めると…
僕ひとりを残して、全員が退出してしまった。 かつて映画とスクリーンに愛を誓った分際として、意地で最後まで座り続ける。 掃除のおばちゃんに悪いことしちゃったかな。
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