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岡村淳のオフレコ日記
     西暦2026年の日記  (最終更新日 : 2026/04/19)
3月25日(水)の記 ブラジルの国宝

3月25日(水)の記 ブラジルの国宝 (2026/03/31) ブラジルの国宝
ブラジルにて


コロナ前ぐらいまではブラジルの新聞には毎日、その日の映画館のプログラムが掲載されていた。
週刊誌には別冊で映画をはじめイベント情報を満載していたし。

家計の切りつめで週刊誌の購読はやめてしまい、新聞の映画欄はなくなってしまった。

ウエブ上で今、どこで、なにを上映しているかを確認するのはなかなかややこしい…

日本でかなりの話題となりながら、こっちはほとんど予備知識を持たない邦画『国宝』の上映がはじまった。
今日、見に行くことにする。

3時間か…
ミニペットボトルの空き瓶に緑茶を入れて。
スマホ情報の見間違いで別の映画館に行ってしまうが、時間にサバを読んでおいたので、上映館に間に合った。

水曜の午後イチだが、座席指定のミニシアターはかなり埋まっている。
スクリーンかぶりつきの席を選ぶと「テケツ」のおねえさんに「いいの?」と確認される。

いちばん前でよかった。
ポルトガル語の字幕入りヴァージョンだが、ブラジルにいることを忘れてしまうほど引き込まれていく。
ヒコーキで見ようなどというあさましい考えも実現できなくてよかった。

昨今の祖国日本はがっかりすることばかりだが、いまだこうした映画をつくってくれた。

客層は年配のシネフィルが中心。
が、スタッフクレジットが流れ始めると…

僕ひとりを残して、全員が退出してしまった。
かつて映画とスクリーンに愛を誓った分際として、意地で最後まで座り続ける。
掃除のおばちゃんに悪いことしちゃったかな。







 


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