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ブラジル沖縄県人会
     100周年記念事業  (最終更新日 : 2008/12/21)
沖縄チャーター便 [画像を表示]

沖縄チャーター便 (2008/04/17)
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左から与儀会長、島袋均氏(下松八重ひとみ氏撮影)
 8月22日から26日まで開催される沖縄移民百周年記念式典に合わせて、那覇空港からブラジルまで日本航空のチャーター便が飛ばされることとなった。それにともない、沖縄県人会(与儀昭雄会長)は11日、同県人会館で記者会見を行い、与儀会長は「立派な百周年を迎えて、新たな掛け橋を作っていきたい」と喜びを示した。同便には県知事をはじめ県・市町村や親戚訪問者、一般参加者など約400人の乗客が見込まれている。チャーター便実現の背景には、沖縄県民の日伯両国にかける強い思いがあり、半世紀ぶりの快挙となる。
 今回の便は、8月21日に那覇空港出発、給油地のロサンゼルスを経てサンパウロに到着する。ブラジル、アルゼンチン両国の式典に参加後、31日にブエノスアイレスから日本に戻る。
 那覇からサンパウロまでの飛行時間は片道25時間程度で、通常便より10時間ほどの短縮となる。
 日本で民間が飛行機をチャーターするのは、1958年のブラジル日本移民50周年の際に羽田から飛んで以来、2回目となる。
 チャーター便を1機借りるのに、約1億5500万円の費用がかかり、ヨーロッパまで飛ばした場合より3倍高い金額となる。そのため、多額の利益は得られないと予測されている。
 しかし、終戦直後、ブラジル・アルゼンチンの沖縄県人会から食糧や衣類などを送ってもらった恩義があり、沖縄県民が100周年を一緒に祝い、両国の掛け橋になりたいという強い思いがあることから、この企画が実現することとなった。
 そして、8月は旅行のピークで席の確保が難しいということも重なり、チャーター便を飛ばす運びとなった。
 来伯した沖縄ツーリストの島袋均次長によると約400人の乗客のうち、150人が一般参加者、200人が県・市町村関係者、50人が親戚訪問者と見込んでいる。また、沖縄県知事もしくは副知事の来伯が予定されている。
今月21日から沖縄県庁記者クラブに宣伝し、本格的に募集を開始する。
 与儀会長は「本当に感謝している。立派な100周年を迎えて、これからまた新たな掛け橋を作っていきたい」と喜びを語った。(サンパウロ新聞 2008年4月15日付)


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