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ブラジル沖縄県人会
     母県新聞記事  (最終更新日 : 2008/06/10)
移住99周年追悼法要、九州ブロック親睦運動会 [画像を表示]

移住99周年追悼法要、九州ブロック親睦運動会 (2007/09/07) 【移住99周年追悼法要】
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 ブラジル沖縄県人会(与儀昭雄会長)は、六月十七日午後、サンパウロの県人会館大サロンで沖縄県人移住九十九周年記念・第十三回開拓先亡者追悼慰霊法要を行った。
 田場ジョルジ実行委員長は「六月十八日は約半数が沖縄県人であった第一回移民船・笠戸丸がブラジルに着いて九十九回目の移民の日を迎える。今日のブラジル日系社会の基礎を築くために苦労した先亡者に対し、私たちは感謝の気持ちを忘れてはならない」とあいさつした。
 野村流古典音楽協会、野村流古典音楽保存会、琉球筝曲興陽会、琉球筝曲保存会のブラジル支部四団体の合奏による厳かな「十七八節」の曲が流れる中、献花の儀、献茶の儀(ぶくぶく茶道ブラジル支部)が行われた。献花・献茶の儀は、帰国した留学生・研修生の稲福カリナさん、具志堅克美さん、銘苅エレナ恵子さん、米田ルシアナまさみさんの四人が務めた。
続いて、半田慈寺導師(曹洞宗両大本山南米別院佛心寺)が読経する中、二列に並んだ約百人の参列者が焼香を行った。
 与那嶺真次第一副会長と与那嶺フーベンス笠戸丸先駆者子孫代表が「言葉や風俗・習慣の異なるブラジルの地で、厳しい生活に耐えながら子弟教育に力を注いだ先人に感謝します。私たちはウチナーンチュの子孫として、日系社会、ブラジル社会の発展に尽くすことを誓います」とポルトガル語で追悼の辞を述べた。
 今回の慰霊法要では、開拓先亡者とともに、第二次世界大戦の沖縄戦で、看護要員として従軍し若き命を散らした高等女学校十校(九学徒隊)の乙女たちをはじめ、すべての戦没者の冥福を祈った。(与那嶺恵子通信員、琉球新報07年7月1日付け)

【九州ブロック親睦運動会】
 九州八県人会合同の「第五回九州ブロック親睦運動会」がこのほど、サンパウロ市に隣接するジアデマ市の沖縄文化センター運動場で行われた。
 開会式では辻定男佐賀県人会会長の開会宣言、八県人会の会長によるブラジルと日本の国旗掲揚、戦没者への黙とうに続いて、長友契蔵大会総裁(宮崎県人会会長)があいさつをした。
 約五百人の老若男女が参加した運動会。秋空の下、全員がラジオ体操で体をほぐした後、子どもたちの鈴割り競走から競技がスタート。五十、百�b走、宝探し、家族リレー、綱引きなどの年齢別、男女別など二十一種目が行われた。
 昼食時には琉球国祭り太鼓の演舞や各県人会婦人部が皿踊り(長崎県)、健康体操(佐賀県)、ボケ防止踊り(熊本県)などを披露した。最後は男女四人ずつによる恒例の県人会対抗リレーで盛り上がった。
 長友大会総裁は「子どもから大人までが、楽しんでくれた。八県で協力して運動会を行うことが、県人会同士の交流、親ぼくを深めることになる」と述べた。
 ブラジルでは、各地で日本語学校や県人会が主催する運動会が催される。最近では、地域のブラジル人の参加を歓迎するようになり、運動会も地域の恒例行事の一つになりつつある。運動会は毎年各県が持ち回りで運営に当たり、今年は宮崎県人会が担当した。(与那嶺恵子通信員、琉球新報07年7月1日付け)
 


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